2014年11月11日火曜日

チャレンジ、『虎の穴』!

こんにちは。


今回は11月8日土曜日にチャリに乗った件につきまして投稿したいと思います。



まず、タイトルに関する説明から。

虎の穴といえば、プロレス漫画『タイガーマスク』に登場する
悪役レスラー養成機関を指しますが、
別にボクが悪役レスラーに転職する投稿をするわけではありません、念のため。


ボクの自転車の購入先であります豊橋市鍛冶町の「ホットギア」の店長が、
自らを鍛えるために足繁く通うトレーニングルートの呼称です。



正式なルートはこんな感じ。全行程73km、獲得標高1061m。

多米峠を東に進み、みかん畑をかすめながら三ヶ日方面へ。
高速道路をくぐって奥浜名オレンジロードで気賀方面に向かい折り返し、
湖畔のメイン街道を復路として、本坂峠で豊橋に戻ってくるルートです。
(元々の生い立ちが、ショップ恒例月末ツーリングに指定されたルートの様です)



実は、何故虎の穴と読んでいるのかは本人に詳しく尋ねたことがないので不明です。




で、この日は上の娘のお友達とその妹さん、お母さんが揃って我が家に遊びに来て、
お昼にピザパーティーをすることに。
更に、ボクの実姉もメンバーに加わることになり、我が家はまさしく女の城状態。

そこでうちの嫁が夕方まで自転車に乗ってきていいよ、と申してくれまして。



3パターンのルートが頭に浮かびます。


先日のぐる輪サイクリングのAルート。

昨年実走した浜名湖一周の、も少しサイクリングロードを追加したルート。

そして、虎の穴。


先の2つは大半を実走したことのあるルート。
最後の一つが殆ど経験がありません。

そんじゃ、行ったことのないところに行ってみようかということで、



3番めをチョイスすることに。






ゲスト来訪に備えての自宅の掃除を手伝ったあとで、支度にかかります。



この時期はいつもウエアのチョイスに悩みますが、
風もなく陽気も良かったので、半袖ジャージにレーパン、
アーム&レッグウォーマーを装備しました。
更に、ジャージのポケットにウインドブレーカーを詰め込みます。


多分、今回は過酷なルートになると何となく想像できたので店でのんびり昼食はムリ、
だったらゴツイワイヤーロックは使わないだろうと思いリムーブ。

パンクに備え、今回もチューブは2本持参します(たぶん、余程の事がない限り常備確定)。




今回は自宅スタートのため、サイコンとスマホホルダーは忘れません( ̄ー ̄)ニヤリ


10時40分、自宅発。



全ルートはこんな感じ。全行程83km、獲得標高1138m。
自宅最寄りの豊橋鉄道南栄駅をスタート&ゴールで描いてあります。

本家の本坂峠を通る代わりに、多米峠往復のルートになってます。
が、実は本坂よりも多米のほうがちょいと高いらしく、本家よりも獲得標高が多くなります。




ここ2年ばかり近寄っていなかった多米峠にアタックします。



楽じゃなかったですが無理せず走破、トンネルを抜けて富士山に挨拶。




ダウンヒル中に後ろの車からホーンを『プッ、プッ』と鳴らされます。
「あ、ジャマしてる?」とおののいていたら、車が横付け。

文句の一つも言われるかと思ったら・・・
陽気な外国のお兄さん二人組に励まされました(;・∀・)


浜名湖畔沿いに突き当たる一つ手前の信号を左折。


時期的に綺麗に色付く実を付けたみかんの木がたくさん。




収穫作業中の 農家の方もルート上に沢山いらっしゃり、


「兄ちゃん頑張るなあ!ひとつ食べていくかい?」
「えぇっ!いいんですかぁ!?」キタ━(゚∀゚)━!


・・・みたいな会話を期待して意図的にスローダウンしたりしましたが、
残念ながらそんなことは一度も無く(;´Д`)ソリャソウダヨネ


天竜浜名湖鉄道「尾奈」駅の西300mの地点で進むべき方向を見失い、
android アプリの『ルートラボチェッカー』をダウンロード、
ルートラボのデータを読み込ませ、GPSで現在地をプロットさせます。

航続距離が20kmを超えたところだったので、良い小休止になりました。


ルートを確認してリスタート。

程なくして三ヶ日町の中心部にやって来ました。




コンビニが有ったので給水。
小腹が空いたのでおにぎりもひとつ頂きます。


メイン道路をほんの数百m走り、『三ヶ日地域自治センター』交差点を左折して、
山側に向かって進路をとります。

ここから、いよいよ虎の穴が牙をむき出しにします((((;゚Д゚))))

 東名高速道路をくぐった途端、


何だこれwwwwwworz


・・・一人でボヤいても虚しいだけなので、取り敢えず前進。

気合のダンシングで一気に上る!と意気込んだまでは良かったが、
あっという間に心拍がオーバーレブ(185bpm)
サイコンには勾配が14%と表示されました(;´Д`)(;´Д`)
(チラ見のピーク値なので、実際はもっとあったかも

この時点でブログタイトル違反。


後もうちょっとで勾配が緩くなりそう、というところで、、、




・・・いやあ、参りました。
オアシスが見えると気が緩むのは、今も昔も変わらない。



一度麻薬に手を出すとなかなか抜けられず、


























ちょっと進んで、


























これだけに飽き足らず、


























怒涛の4連続押し、もはや殆ど前進不能orzorzorz


改めて省みると、かなり押してる事に気が付きました。
3番目の押しはもっと短い気がしますが、既に記憶が曖昧のため詳細は不明。

ここまで貧脚晒してどうすんの、って感がありますが、
ブログの中くらいはノンフィクションを貫こうという
意思の表れと捉えて頂ければ是幸いでございます。

確固たる真実を申し上げれば、間違いなく4度押しました(汗)



途中でチラホラと外界が見え始めます。



木が生い茂り、シダが生えて道路が一部コケ類で緑化するほどの
鬱蒼とした所を抜けると、一気に視界が開けてご覧の景色に!






これが押し抜きで手に入れた景色なら格別なんだけど・・・
天気とは裏腹にちょっとしょっぱいご褒美です(涙)

まあ、とはいえ自分の2本の脚だけを動力源として上がったことに変わりはないから、
それほど悲観することはないかな?と自身で慰めてみたり(汗)


3度目の押し終点部の交差点がショートカットになっているので、
普通の人ならここまで上がらない筈、だから道にコケ生えるのね~




下りは一気に消化します。
上り35分、下り8分(T_T)

ふと脚を止めると、先ほど撮影した絶景ポイントが見えます。
肉眼では結構見えるんですが、写真に撮ると点ですね(笑)






ここら辺で先の絶景の撮影を行いました。




しばらく進んで分岐点に到達。
このまま進むと奥浜名湖オレンジロードで気賀方面、
右折すると東名高速三ヶ日IC方面です。



時間は14:00過ぎ、色々悩んだ結果・・・


残りの体力と相談して、右折して帰路に着くことにしました。
多分、この辺で切り上げないと体力的にキツイ。
もう若くないんだし、ここは大人の判断ということで。


14:10、三ヶ日みかん特産センター。



せっかくなので、みかんジュースを頂きます。



まさしく今からが掻き入れ時の為、お店の人は地方発送希望のお客さん達の
応対にてんやわんやでした。



引き返すと決まれば、知ったメイン街道をひたすら戻ります。

とはいえ体力的には既にリミットいっぱい、写真を撮る余裕なんてまるで無く。。。




15:10、最後の分岐点、『多米峠入口』交差点にやって来ました。




右折して多米峠越えするか、直進し新所原方面に迂回して楽チンで帰るか。



迷った末に・・・結局上ってしまいました。

そのかわり体力はとっくに枯渇済み、巡航速度は7km/hくらいの、
何時でもクルマに惹かれそうなペースで上ります。

途中にポケットの補給食をチャージするためストップし、結局30分もかかって登頂。

朝とは反対面の富士山を写真に収め、とっとと下ります。



朝方に通った豊橋医療センター方面に迂回したほうが交通量が少ないですが、
今日はもう坂道はお腹いっぱいなので主要道を使います。


結局、最終的にルートはこのようになりました。



全行程63km、獲得標高814mに大幅縮小orz





16:20、帰着。


久々にドッと疲れました(;´Д`)ハアハア

想像以上にハードなルートでした。
もう少しまともに走れるようにならないと、とてもショップライドには混ぜてもらえないですね。

ただ、クルマが少なくて見晴らしも良く、楽しいルートでもあります。
足繁く通って修行を積まねば・・・

今回はカットした部分を後半として走破し、
いつか通しで走りぬくというのも良いかも。



以上、『虎の穴』に無謀に挑んで、あっさり玉砕した件でした。
本日もお付き合い頂きまして、ありがとうございました。




今回はサイコンを積んでったので、ログから抽出したデータ付きです(・∀・)



~今回の走行データ~(サイコンデータの為、上記ルートラボとは誤差があります)

走行距離 66km
走行時間 3時間56分
休息時間 1時間22分
最高速度 62km/h
最高高度 219m
消費熱量 2360kcal
獲得標高 まあまあでしょうの755m

2014年10月22日水曜日

(※チャリイベント初参加)2014渥美半島ぐる輪サイクリング参戦記 ~後編~


こんにちは。

時間とともに記憶が薄れそうなので、大急ぎで後編を書いてまいります。


11:15、第2チェックポイントの伊良湖港着。

















スタンプを押してもらい、補給食のバナナを受け取ります。















ボトルに継ぎ足し給水、バナナを食べながら、しばしのんびり。
クルマやオートバイで来たことは何度もあるけど、
チャリで来たのは初。

2010年にロードバイクを購入後ずっと来たかった場所なので、ようやく念願かないました。



ここで、ゆっくりと他の参加者の方の自転車を拝見。
(誤解されるといけないので写真は無しです)

よく見ると、自分が一度は欲しいと心惹かれた自転車達がゴロゴロ転がっています。
トレックのドマーネ、デローザのメラクやR838、カレラのニトロSL。。。
羨ましいですね~(´・ω・`)


てなことを思っていたら、丁度フェリーが1隻入港してきました。


三重県の鳥羽行きフェリーのゲートに伊勢湾フェリー『知多丸』が接岸します。

「知多」といえば知多半島ですが、
名鉄海上観光船が運行していた伊良湖~師崎間のフェリーは、
先月末をもって廃止となってしまいました。

高速船の運行はされているので人間は渡ることが出来ますが、
クルマはもちろん自転車でさえも渡す事は出来ません。
(輪行袋に入れてモノとしてならOKでしょうか、未調査のため不明です)

伊勢湾フェリーの知多半島航路は、もっと前の2007年に廃止となっているそうです。

かつては会社自体の存続も危ぶまれた伊勢湾フェリー。
ボクも、最後に乗ったのは1年以上前です。

子供たちの記憶に残るよう、
もう少し頻度多く乗らないといけないかな?



てなことを考えつつ道の駅で排水を済ませ、11:45頃出発。






程なくして、推定での航続距離が40kmを超えます。


このあたりから、やんわりとツーケーテーイー病を発症。
痛みから逃れるための、力無きダンシングを連発します。
更に若干の向かい風も手伝い、徐々にペースが落ちていきます。

このとき、会場までクルマで来といて良かったと心の底から思いました(*´∀`*)

と思った頃、明らかに絶対速度が違う方々に抜かれ始めます。
どうやら蔵王山を経由しても尚パワーが有り余っている猛者の方々のようです。
脚の筋肉のつき方は当然として、載ってるバイクの価格が格段に違う。
とてもついて行けません(ノД`)シクシク 

クオータのKOMみたいなのに、ライトウェイト(っぽい)のディープカーボンホイールで、
背後からでも余裕で聞こえる爆音ラチェット鳴らしながら疾走する方も。
そのまま、ロードレースに出走出来そうです(;´Д`)ソンナホイールヒツヨウ??



中部電力渥美火力発電所を眺めながら進みます。 
(実際は発電所にもっと近い所を走りましたが、撮り忘れました)



これ以降、疲れの影響からか撮影スポットが無かったからなのか、
写真が全く有りませんでした(汗)


福江漁港あたりから、堤防道路がコースに設定されていました。
この堤防路、クルマの通りは無いもののボクより年上と思うほど年季の入り用で、
ガタガタの連続。
自転車壊れちゃうんじゃないかと思いつつ、慎重に進みます。

この頃から軽い空腹感を憶えます。
コンビニで何か買い食いしようかと思いましたが、、、ここは背中のコイツの出番。


実際には3本購入し、現地で無作為に選んで2本ポケットに入れときました。

この写真は帰宅後の撮影のため写っていませんが、
実際に使用したのは梅風味だったと思います。

走りながら頂こうと思い、封を開けて流し込むと、、、


・・・今まで経験したことのない味と食感(=o=;)

ゼリー状のものが入ってるくと想像してたら、実際は水糊のようなものでした。
味も、これホントに体に良いんだろうかというような感じ。。。
梅の味とは程遠いような・・・?

この手の物は「運動していない平常時には食えたものじゃない」
と聞いたことがありますが、聞きしに勝る厳しいモノでした(;´Д`)

しかしながら口に咥えてチューチュー吸いながら走れるのは結構便利。


ここで、異変が。
グローブとSTIレバー、ハンドル間でねちゃねちゃし出します。

「・・・?・・・・・・!!

本体を右手で持って左手でフタを開けた際、誤って本体を握ってしまったらしく、
中身が飛び出したようです。
そんな事態に全く気づかず、フタをジャージのポケットに仕舞って、
本体を左手に持ち替えて吸いました。


・・・結果として、両手がベッチャベチャになりましたorz


流石にこのままでは手とハンドルが融合してしまうと重い、慌ててストップ。


しかしここは堤防道路、水道なんて有るはずもないので、、、

何倍にも希釈されたボトルのお茶で手とハンドル周りを洗いました。


この瞬間だけは、ボトルの中身をスポーツドリンク系にしなくて良かったと思いました。

希釈されているとはいえ麦茶は麦茶、
グローブの白い部分がビミョ~に茶色に染まっていきます。。。



背に腹は変えられないので、そのままジャブジャブ。
若干ネバつきは残りますが、大分マシになりました。

更に、少し時間が経つと脚がちょっと回復して力が戻ってきました。
補給食のおかげという催眠術にかかったのだと思います。





清田小学校北側を通り12:40頃、高木町付近で再び海沿いへ。


またこんな道。
しかも、走行中に撮ったので指写っちゃってるしwww

この道の細かいバイブレーションが、ツーケーテーイーを悪化させていきます。


さらに、この付近で海苔の養殖を行っており、
磯の香りが辺り一面に漂います。
苦手な人は、かなりキツイくらいだと思います。



程なくして海沿いに別れを告げ、R259石神交差点を南へ。
江比間の街を迂回する様に針路を取ります。

地図を確認する余裕が無い為、何処をどのように走らされているのか
さっぱりわからないまま進むと、再び海沿いのルートに戻りまして、、、





13:10、宇津江海水浴場エイドステーション到着。



ここはチェックポイントではないためスタンプは無し、カットメロンが配られます。



 ここまでずっとシューズを履いたままでしたが、さすがに限界。
どっかり腰を下ろし、シューズを脱いでマッタリ。



 ここからゴールの白谷海浜公園まで約7km、30分も掛からない計算です。
この時はサイコンなしで走っていたのでこんな逆算も出来ませんでしたが、
他の参加の方の会話に聞き耳を立てると、あと何キロくらいかという事は
だいたい判りました。





13:35分頃、宇津江エイドを出発。

この辺りから、上の娘から走行のジャマをするようにLINEのトークが飛んできます。
(嫁のアカウントだけど、届いたスタンプのセンスと文面から容易に察しがつきます)

走行中にLINEすんのはなかなかキツイ。
しかも登坂中だとなおさら。
途中から既読のみモードに切り替えて進みます。



仁崎海水浴場を通過して、
今朝は(反対方向から来て)左折した浜田橋西交差点を直進すると、
ゴールはもう目の前。




13:57、無事にゴール。




朝の受付で完走証明のスタンプをもらい、抽選くじを引きます。



何と、くじ運のないこのワタクシが上から2番めのB賞を引当てました!
全体から見ると早い方のゴールだったようで、商品も沢山有って選び放題。


以前、楽天のポイントでゲットしようと考えていた、
キャットアイのライト『HL-EL540』が有り、それを頂くことにしました。
ただし、限定くまモンバージョン(笑)

これからの時期、通勤の帰り道はどっぷり夜道になります。
明るいライトは常々欲しいと思っていたので、これは嬉しかったです♪





 無料の豚汁と、朝に受付で配られた青リングと交換して豚串を頂きます。
豚串は調理後時間が経過してすっかり冷めちゃってたので、
串から抜いて豚汁にぶち込み、肉マシにして頂きました。
具沢山で美味しかったです。



流れ解散になっているので、豚汁食べてとっとと撤収。


ボクの右隣に、朝遭遇した和泉ナンバーのクルマが停まってましたが、
既に引き上げた後でした。

そりゃそうだよね、こっちは隣町までだけど、
あちらさんは今から大阪まで帰るってんだから。 





前日にチェーンクリーニング&洗車をしたけど、
今日一日で結構汚れちゃいました。

相棒、お疲れ。近いうちに洗車してやるからな。





また、来年。





ちょっとだけ総評。
何と言っても今回の反省点はサイコンを自宅に置き忘れたことでした。
お陰でログも取れないし自分のペースも掴めないし。

ただ、コースが平地主体だったことも有り、
50kmを超える距離を1年近く乗っていない上に
当日まで丸1周間自転車に乗らずに参加した割には、
体のダメージが少なくて驚いています。

筋肉痛は右足ふくらはぎの一箇所だけ。
去年のハマイチの時は、乗車時から肩、腕、足裏の痺れが出て大変でしたが、
今回はそれらは殆ど出ませんでした。



しかしながら、ど貧脚のためちょっとした風や上りにめっぽう弱く、
星の数ほど沢山の人に抜かれましたorz


今思い返せば抜かれたのは猛者ばかりでなく、
女性の方や、クロスバイクの高校生風のお兄ちゃんにも抜かれた記憶が。。。
この点については圧倒的に練習不足としか言い様が無いですね。
自分より明らかに歳上の方にも抜かれてますし、
まだまだ伸び代があると言い聞かせて精進せねば(汗)
本音を言いますと、自転車も・・・もっと良いのが欲しいですね(´∀`*)ポッ



あと、サイクルイベント出場のマナーとして、ベルは装備せねばと思いました。
前夜に準備しているときに大会HPをチェックしていたら、

自転車は安全基準を満たし、十分に整備されたものを自分で用意すること(ライト・ベル・反射板等装着)

のフレーズを見つけました。

ライトと反射板は常々持ってはいるので装備しましたが、、、
ベルだけは持ち合わせが有りませんでした。

出走時に指摘されたらと心配しましたが、特に咎められはしませんでした。
でも厳密に言うとアウトですよね、この点は反省。次回までに購入しときます。




そうそう、会場で壊れて閉まらなくなったジャージ背中のファスナーポケットですが、
事情を聞いたうちの嫁が力技で閉めることに成功しましたΣ(゚Д゚)

ただし、「2度と開けないように」というお達し付き ですが。。。

時折、うちのオカンは昭和40年代くらいの雰囲気を漂わせます(;・∀・)




以上、渥美半島ぐる輪サイクリングに参加した件でした。
長文にお付き合い頂きありがとうございました。



最後に、ぐる輪サイクリングの関係者、スタッフ、ボランティアの方々に
感謝申し上げます、有難うございました。

2014年10月21日火曜日

(※チャリイベント初参加)2014渥美半島ぐる輪サイクリング参戦記 ~前編~

こんにちは。

超久々のブログ更新は、先日参加した『渥美半島ぐる輪サイクリング』に参加した件につきましてお話します。



事の発端は、8月終わりの『24時間テレビ37 愛は地球を救う』 のチャリティーマラソンで、
番組放送中にゴールを果たした城島茂さんが、


「40代は捨てたもんじゃないと世の中のお父さんに分かってもらえたらうれしい」


とインタビューに答えたシーン。
家族全員で観てました。


ボク「よし、同じ40代、いっちょ10月のサイクルイベントに出よっかな?」
嫁「ふ~ん、良いんじゃないの?」
長女「出なよ出なよ!」

というやりとりがあり、、、

家族の後押しが得られたので、発起してエントリーすることに。


実は今まで、公式開催のサイクルイベントに出たことは1度も無かったんです。
良いきっかけだと思ったし、このイベントは高低差も少なく、更に超近場開催。
チャリイベントデビューにはうってつけとも言える大会です。




大会の詳細を書きますと、
愛知県田原市にあります『白谷海浜公園』をスタート・ゴールとして、
渥美半島を舞台に繰り広げられる サイクリングイベントです。
レースではないので、タイム計測はありません。

スキル別にコースが選択出来るようになっており、
全国的に見ても規模が大きい大会のようで、毎年2000人以上の参加があります。

最も距離が長いのは蔵王山登頂と渥美半島一周のAコース、約90km。




次に、Aコースから蔵王山登頂をカットしたBコース、約70km。


 
小学生以上の子供と一緒に走るCコース、約30km。




以上の中から好きなコースを選んでエントリーします。


で、どれにしようかなんですが、
ボクは迷うことなくBコースを選択。

今年に入って50km以上のサイクリングは経験が無いですし、
蔵王山に登った上に伊良湖岬まで行ってくるというのは、かなりの苦行。

Aコースエントリーは、また次回ということで。




およそ1週間前から準備にかかります。

先ずウエアのチョイスから。

日の出時間は上着が要るほど寒いけど、
日中の陽気はまだまだ強い。

で、半袖ジャージにアームカバー、
下は迷ったけど、7分のレーパン一丁で。
寒さ対策に、携帯のウインドブレーカーも用意します。


とは言いましても、本格的な準備はやはり前日なんですが(汗)



原則として、自転車のトラブルは参加者自らの対処が求められます。
パンク等のイージートラブルは自身で修理すんのが当然の世界なので、
ポンプや予備チューブ、パッチ等は持っていきます。

ちょうど普段持っている予備チューブを使いきってしまっていました。
で、万一の事を考えて今回は予備チューブを2本調達して持っていきます。

サイコン本体も含め、スピード、ケイデンス、心拍の全センサーの電池も交換。 

タイヤをホイールから外す際に使用するタイヤレバーも新調。

また、これまで一度も使ったことがない補給食も、今回初めて調達しました。



一応チェックポイントで補給食は出ますし、
コース上にはコンビニも何件か点在するので買い食いも十分可能ですが、
一度止まってしまうとリスタートがしんどそうなので、
出来る限りチェックポイント以外での休憩は控える算段としました。

いろいろ種類が有りますが、今回はこちらを。



固型は咀嚼が必要になり、疲れた時にはしんどいかと。
で、乗車中でも簡単に摂取でき、コンパクトで携帯に便利そうな
ジェルタイプにしました。
これが当日、予想もしない事態を引き起こすことに。。。


ウエアも今回のために新調。
型落ちの格安品ですが、一応ルイガノのジャージをヤフオクでゲトしますた。

でも、写真はありません。
何故かと申しますと前夜に開梱してチェックしようとした所、
なんと出荷時の梱包の際にファスナーの噛み合わせが半端な状態で引き上げられてしまっており、
一番下まで下げても外れません。
数分努力しましたが、あまりもがくと根本的に破壊してしまう事態が想定されたので、
今回は使用を断念し、普段着のジャージで参加する事になりました(泣)




明けて当日、AM5:00過ぎに起床。

現地までの移動手段は、起きた時点での体長で考えようと思ってました。

移動手段としては、
1.チャリで約18km完全自走
2.三河田原駅までガタンゴトン、そこから約5km自走
3.会場までクルマで移動

の3択が考えられましたが、、、


 
 結構眠くてシャキッとしなかったので、会場までは車で行くことにしました。




 途中、何人か自走の参加者と思われる人を抜き去ります。




三河港大橋より、蔵王山を見たところ。
今回は登らないですけどね(汗)

大橋を渡りきったところで、ふと前走のクルマのナンバーに目が止まる。




遠路はるばる良くお越し下さいました。何時に出発してきたんだろ?
かなり遠くからの参加者があるって聞いてたけど、ホントなんだね。



7:00過ぎ、会場到着。

 
後で知った話ですが、これ以降は会場周辺はかなり混雑していたようです、
クルマでスムーズに現地入りするためには、この時間までに到着することを目標としたほうが良さそうです。



途中のコンビニで買ったおにぎりを朝食として車内で食べ、支度を始めます。


空のボトルに、朝食のおにぎりのお供に買った麦茶を移しました。

自転車を組み立て、心拍計を装着し、ジャージのポッケに必要なものを詰めこんで、
自転車にサイコンと携帯ホルダーと付けようと車内を探しますが、、、、?、、、!!

ない!ないぞ!!
チャリバラした時に外しはしたけど、クルマに積んだ記憶が無い!!

「そうだ、自宅のウッドデッキに乗せたまま、積み忘れたんだ!!」

サイコンのログを解析するのが大きな楽しみだったのに、
この時点で楽しみがかなり減少orz
自宅に残っている嫁に回収依頼の電話をかけ、
付けても用を成さない心拍計を車内に再び放り投げて装備を考え直します。

ケータイは置いてくわけには行かないので、ジャージのポケットに。
ログの代わりに写真を撮ろうと考え、
取り出しやすいよう出来るだけ広くて余裕の有るところにします。
携帯ウインドブレーカはサドルバッグに移動し、何とか落ち着きました。

貴重品であるクルマのキーと小銭入れは、絶対に落とさないよう、
ジャージのファスナー付きポケットにしまおうと思いましたが、
なんとこのファスナーがまさかのトラブル。

開けたファスナーが閉まらない orz orz orz

どうも昨日からファスナー難が続いており。。。
防犯上少し心配でしたが、キーと小銭入れはサドルバッグに詰め込みました。
かなり大型のサドルバッグですが、既にチューブが2本入ってることも有りパンパンに(大汗) 



半ば燃え尽き気味の状態で受付を済ませました。
受付自体は、前もって郵送されたコースマップにバーコードが貼り付けてあり、
それを読み取ってもらうだけで完了。
参加記念品を受け取ります。

 
今回は10周年記念のプリントが入ったサコッシュでした。
CCDドリンクは持参して走ろうかと思いましたが、
予想以上に嵩張る上に重かったので、スタート直前に飲んじゃいました。
サコッシュに入れて走るという選択肢もありましたが(実際やってる人もいた)、
自分的には長距離をずっとぶら下げて走る気はなかったので、クルマに置いてきました。
これが出来るのも、クルマで来たメリットが大いに有ります。

赤と青のシリコンリングは、 それぞれ「渥美半島どんぶり街道」提供店で受けられる
100円引きリングと記念品引き換えリングとなっています。
・・・たぶん、赤のリングは使わないだろうとこの時点で予想。 


8:00、開会式。



地元中学ブラスバンド部のファンファーレ演奏に始まり、
大会実行委員長、地元出身の政界の方の祝辞を経て、


AコースとBコースに分かれてスタート待ちの列を作ります。
ゲート向かって左の列がAコース、ボクの並んでる右がBコースです。


スタート後は其々左折して蔵王山方面へ、右折して仁崎方面に向かいます。
8:30、号砲とともにAコースの人からスタート。
これがまたすごい人数なんですよ。
全体の8割以上がAコースじゃないかと思うほど、スタート待ちが長蛇の列。
(写真撮り忘れました)

蔵王山頂はどうなってしまうんだろうと心配になるほど出走していきます。

最後尾付近に、ボクのチャリの購入先である鍛冶町『ホットギア』の店長を発見。
大会ボランティアの方に挨拶しながらスタートしていかれました。





9:00に再び号砲が鳴り、待ちに待ったBコースのスタート。
初のサイクルイベントのスタートに、ちょっと緊張気味で出走します。

スタート直後はスタッフさんの先導も有りパレードランペース。
しかし、日陰の連続で寒いのなんの。

ウインドブレーカ羽織っておけばよかったかと少し後悔。


浜田橋西交差点を左折して、表浜方面に進路を取ります。
心地良い陽射しが降り注いで寒さも吹き飛び、
風も殆ど無い絶好のサイクリング日和のお陰で、
自然と笑みがこぼれます。

9:20、サンテパルクたはら前通過。




走行中に取ったので画角がめちゃくちゃなのはご勘弁。
ログの代わりに慌てて撮ったので(汗)

ここを過ぎてしばらくすると、号砲が聞こえました。
おそらくCコーススタートの号砲と思われます。

赤羽根に出るまでの間、農道のかなり傷んだ舗装路を走ります。
自分では絶対チョイスしないようなガタガタ道。
アルミのバイクにはちとキツイですな、カーボンバイクが欲しくなる瞬間。。。


程なくして田原市サイクリングロードに突入。
すると、いきなり絶景ポイントが!
9:40、田原市高松町弥八島で1枚。















再び漕ぎ出すと、ほんの少しで太平洋ロングビーチ(赤羽根海岸)。



初めて来ましたが、いやいやホントにサーファー多いっすね~

家族で来ている方もいるらしく、
サイクリングロード沿いに停めたクルマの傍で縄跳びをするお嬢ちゃんが。
思わぬ癒やしについつい微笑んだら、可愛らしいスマイルで返事をくれました。





 ロングビーチを過ぎると、ひたすら真っすぐの自転車道をひた走り、



9:50、最初のチェックポイント、『道の駅 あかばねロコステーション』に到着。

マップを提出してスタンプを押してもらいます。


補給食はチョコワッフル。
チェックポイントではボトルの給水も受けられます。
ボトルの中には、スタート時に詰めた麦茶がまだ入っていましたが、
特に気にすることなく注ぎ足し。




地元渥美の和太鼓の演奏付きでした。

ワッフルを食べて自身の排水も行い、アームカバーを外し半袖になって10:05出発。


赤羽漁港から程なく進むと、先日の台風の影響で自転車道が一部通行止めとなっており、

国道42号線に迂回となっていました。

ところが途中で単独走行になった際、サイクリングロードに復路するポイントを見逃したらしく、
単独走行を通り越して孤立走行状態に( ゚д゚)ハッ !

それらしいポイントを通り過ぎた際にマップを開いて確認しましたが、
そもそも現在地がよくわからない。

いよいよ、ケータイのGoogleマップに頼ろうかと思ったその時、
ローディー3人組が颯爽と駆け抜けて行きました。


・・・まいっか、そのうちどっかで戻れるだろう、と腹をくくって前進。

その後並走するサイクリングロードが木々の間からちらほら見え、
そこに自転車が走っていることに気がついた時、ああ、やっぱり間違えたんだと確信。

一応、スタート前のブリーフィングで説明はあったんですが、
たどたどしい説明の上、きっと案内のスタッフさんが立ってくれてるだろうと思ってたんですが、、、
完全にあてが外れました。

この辺はちょっとドギマギしてたので写真が全くありません(爆)


しばらくすると「←自転車道」みたいな看板を発見、
未舗装の石がゴロゴロしている道を少し歩き、めでたく自転車道に復帰(涙)



気を取り直して漕ぎ進むと、前方に伊良湖ビューホテルが見えてきました。









ビューホテル下の、今日一番の急坂を登る手前で、参加の皆さんが再びシャッターを切るポイントが。

























当然、自分も押さえます( ̄ー ̄)ニヤリ




伊良湖ビューホテルとも一枚。

ここから、トンネルをくぐりながら急坂を上ります。
今回唯一のつづら折りを上り、少し進むと今回一番の絶景が出現!!










11:00、伊良湖岬と恋路ヶ浜!!




ど~~~ですかこの景色( ̄ー ̄)ニヤリ
この写真を取るためにここまで来たと言っても過言ではないくらいの絶景。

このすぐ上を、自動車が走っています。
よって、止まって写真を撮りまくっていても車に怒られることは皆無。



写真じゃ伝わりにくいですが、けっこう高いです・・・


ここからは一気に下って行きます。


今まで知らなかったんですが、伊良湖港入口交差点の下って、
地下通路があったんですね!
サイクリングロードを通ってくると自動的に通ることになるんですが、
この地下道からは階段を使って地上に出ます

なるほど、コース紹介にあった「階段を歩く」場所って、ここだったのか。


階段を上れば、そこはもう伊良湖港。
『道の駅 伊良湖クリスタルポルト』が目の前です。


ここで、ようやく内海側への折り返しとなります。



・・・といったところで睡魔が襲ってきたので、今日はもう寝ます。
この続きは、後編にてお伝えします。