こんにちは。
時間とともに記憶が薄れそうなので、大急ぎで後編を書いてまいります。
11:15、第2チェックポイントの伊良湖港着。
スタンプを押してもらい、補給食のバナナを受け取ります。
ボトルに継ぎ足し給水、バナナを食べながら、しばしのんびり。
クルマやオートバイで来たことは何度もあるけど、
チャリで来たのは初。
2010年にロードバイクを購入後ずっと来たかった場所なので、ようやく念願かないました。
ここで、ゆっくりと他の参加者の方の自転車を拝見。
(誤解されるといけないので写真は無しです)
よく見ると、自分が一度は欲しいと心惹かれた自転車達がゴロゴロ転がっています。
トレックのドマーネ、デローザのメラクやR838、カレラのニトロSL。。。
羨ましいですね~(´・ω・`)
てなことを思っていたら、丁度フェリーが1隻入港してきました。
三重県の鳥羽行きフェリーのゲートに伊勢湾フェリー『知多丸』が接岸します。
「知多」といえば知多半島ですが、
名鉄海上観光船が運行していた伊良湖~師崎間のフェリーは、
先月末をもって廃止となってしまいました。
高速船の運行はされているので人間は渡ることが出来ますが、
クルマはもちろん自転車でさえも渡す事は出来ません。
(輪行袋に入れてモノとしてならOKでしょうか、未調査のため不明です)
伊勢湾フェリーの知多半島航路は、もっと前の2007年に廃止となっているそうです。
かつては会社自体の存続も危ぶまれた伊勢湾フェリー。
ボクも、最後に乗ったのは1年以上前です。
子供たちの記憶に残るよう、
もう少し頻度多く乗らないといけないかな?
てなことを考えつつ道の駅で排水を済ませ、11:45頃出発。
程なくして、推定での航続距離が40kmを超えます。
このあたりから、やんわりとツーケーテーイー病を発症。
痛みから逃れるための、力無きダンシングを連発します。
更に若干の向かい風も手伝い、徐々にペースが落ちていきます。
このとき、会場までクルマで来といて良かったと心の底から思いました(*´∀`*)
と思った頃、明らかに絶対速度が違う方々に抜かれ始めます。
どうやら蔵王山を経由しても尚パワーが有り余っている猛者の方々のようです。
脚の筋肉のつき方は当然として、載ってるバイクの価格が格段に違う。
とてもついて行けません(ノД`)シクシク
クオータのKOMみたいなのに、ライトウェイト(っぽい)のディープカーボンホイールで、
背後からでも余裕で聞こえる爆音ラチェット鳴らしながら疾走する方も。
そのまま、ロードレースに出走出来そうです(;´Д`)ソンナホイールヒツヨウ??
中部電力渥美火力発電所を眺めながら進みます。
(実際は発電所にもっと近い所を走りましたが、撮り忘れました)
これ以降、疲れの影響からか撮影スポットが無かったからなのか、
写真が全く有りませんでした(汗)
福江漁港あたりから、堤防道路がコースに設定されていました。
この堤防路、クルマの通りは無いもののボクより年上と思うほど年季の入り用で、
ガタガタの連続。
自転車壊れちゃうんじゃないかと思いつつ、慎重に進みます。
この頃から軽い空腹感を憶えます。
コンビニで何か買い食いしようかと思いましたが、、、ここは背中のコイツの出番。
実際には3本購入し、現地で無作為に選んで2本ポケットに入れときました。
この写真は帰宅後の撮影のため写っていませんが、
実際に使用したのは梅風味だったと思います。
走りながら頂こうと思い、封を開けて流し込むと、、、
・・・今まで経験したことのない味と食感(=o=;)
ゼリー状のものが入ってるくと想像してたら、実際は水糊のようなものでした。
味も、これホントに体に良いんだろうかというような感じ。。。
梅の味とは程遠いような・・・?
この手の物は「運動していない平常時には食えたものじゃない」
と聞いたことがありますが、聞きしに勝る厳しいモノでした(;´Д`)
しかしながら口に咥えてチューチュー吸いながら走れるのは結構便利。
ここで、異変が。
グローブとSTIレバー、ハンドル間でねちゃねちゃし出します。
「・・・?・・・・・・!!」
本体を右手で持って左手でフタを開けた際、誤って本体を握ってしまったらしく、
中身が飛び出したようです。
そんな事態に全く気づかず、フタをジャージのポケットに仕舞って、
本体を左手に持ち替えて吸いました。
・・・結果として、両手がベッチャベチャになりましたorz
流石にこのままでは手とハンドルが融合してしまうと重い、慌ててストップ。
しかしここは堤防道路、水道なんて有るはずもないので、、、
何倍にも希釈されたボトルのお茶で手とハンドル周りを洗いました。
この瞬間だけは、ボトルの中身をスポーツドリンク系にしなくて良かったと思いました。
希釈されているとはいえ麦茶は麦茶、
グローブの白い部分がビミョ~に茶色に染まっていきます。。。
背に腹は変えられないので、そのままジャブジャブ。
若干ネバつきは残りますが、大分マシになりました。
更に、少し時間が経つと脚がちょっと回復して力が戻ってきました。
補給食のおかげという催眠術にかかったのだと思います。
清田小学校北側を通り12:40頃、高木町付近で再び海沿いへ。
またこんな道。
しかも、走行中に撮ったので指写っちゃってるしwww
この道の細かいバイブレーションが、ツーケーテーイーを悪化させていきます。
さらに、この付近で海苔の養殖を行っており、
磯の香りが辺り一面に漂います。
苦手な人は、かなりキツイくらいだと思います。
程なくして海沿いに別れを告げ、R259石神交差点を南へ。
江比間の街を迂回する様に針路を取ります。
地図を確認する余裕が無い為、何処をどのように走らされているのか
さっぱりわからないまま進むと、再び海沿いのルートに戻りまして、、、
13:10、宇津江海水浴場エイドステーション到着。
ここはチェックポイントではないためスタンプは無し、カットメロンが配られます。
ここまでずっとシューズを履いたままでしたが、さすがに限界。
どっかり腰を下ろし、シューズを脱いでマッタリ。
ここからゴールの白谷海浜公園まで約7km、30分も掛からない計算です。
この時はサイコンなしで走っていたのでこんな逆算も出来ませんでしたが、
他の参加の方の会話に聞き耳を立てると、あと何キロくらいかという事は
だいたい判りました。
13:35分頃、宇津江エイドを出発。
この辺りから、上の娘から走行のジャマをするようにLINEのトークが飛んできます。
(嫁のアカウントだけど、届いたスタンプのセンスと文面から容易に察しがつきます)
走行中にLINEすんのはなかなかキツイ。
しかも登坂中だとなおさら。
途中から既読のみモードに切り替えて進みます。
仁崎海水浴場を通過して、
今朝は(反対方向から来て)左折した浜田橋西交差点を直進すると、
ゴールはもう目の前。
朝の受付で完走証明のスタンプをもらい、抽選くじを引きます。
何と、くじ運のないこのワタクシが上から2番めのB賞を引当てました!
全体から見ると早い方のゴールだったようで、商品も沢山有って選び放題。
以前、楽天のポイントでゲットしようと考えていた、
キャットアイのライト『HL-EL540』が有り、それを頂くことにしました。
ただし、限定くまモンバージョン(笑)
これからの時期、通勤の帰り道はどっぷり夜道になります。
明るいライトは常々欲しいと思っていたので、これは嬉しかったです♪
豚串は調理後時間が経過してすっかり冷めちゃってたので、
串から抜いて豚汁にぶち込み、肉マシにして頂きました。
具沢山で美味しかったです。
流れ解散になっているので、豚汁食べてとっとと撤収。
ボクの右隣に、朝遭遇した和泉ナンバーのクルマが停まってましたが、
既に引き上げた後でした。
そりゃそうだよね、こっちは隣町までだけど、
あちらさんは今から大阪まで帰るってんだから。
前日にチェーンクリーニング&洗車をしたけど、
今日一日で結構汚れちゃいました。
相棒、お疲れ。近いうちに洗車してやるからな。
また、来年。
ちょっとだけ総評。
何と言っても今回の反省点はサイコンを自宅に置き忘れたことでした。
お陰でログも取れないし自分のペースも掴めないし。
ただ、コースが平地主体だったことも有り、
50kmを超える距離を1年近く乗っていない上に
当日まで丸1周間自転車に乗らずに参加した割には、
体のダメージが少なくて驚いています。
筋肉痛は右足ふくらはぎの一箇所だけ。
去年のハマイチの時は、乗車時から肩、腕、足裏の痺れが出て大変でしたが、
今回はそれらは殆ど出ませんでした。
しかしながら、ど貧脚のためちょっとした風や上りにめっぽう弱く、
星の数ほど沢山の人に抜かれましたorz
今思い返せば抜かれたのは猛者ばかりでなく、
女性の方や、クロスバイクの高校生風のお兄ちゃんにも抜かれた記憶が。。。
この点については圧倒的に練習不足としか言い様が無いですね。
自分より明らかに歳上の方にも抜かれてますし、
まだまだ伸び代があると言い聞かせて精進せねば(汗)
本音を言いますと、自転車も・・・もっと良いのが欲しいですね(´∀`*)ポッ
あと、サイクルイベント出場のマナーとして、ベルは装備せねばと思いました。
前夜に準備しているときに大会HPをチェックしていたら、
自転車は安全基準を満たし、十分に整備されたものを自分で用意すること(ライト・ベル・反射板等装着)
のフレーズを見つけました。
ライトと反射板は常々持ってはいるので装備しましたが、、、
ベルだけは持ち合わせが有りませんでした。
出走時に指摘されたらと心配しましたが、特に咎められはしませんでした。
でも厳密に言うとアウトですよね、この点は反省。次回までに購入しときます。
そうそう、会場で壊れて閉まらなくなったジャージ背中のファスナーポケットですが、
事情を聞いたうちの嫁が力技で閉めることに成功しましたΣ(゚Д゚)
ただし、「2度と開けないように」というお達し付き ですが。。。
時折、うちのオカンは昭和40年代くらいの雰囲気を漂わせます(;・∀・)
以上、渥美半島ぐる輪サイクリングに参加した件でした。
長文にお付き合い頂きありがとうございました。
最後に、ぐる輪サイクリングの関係者、スタッフ、ボランティアの方々に
感謝申し上げます、有難うございました。